【経済NEWS】 20年度までの新成長政策・基本方針
政府はこのほど新成長政策・基本方針をまとめた。
それによると、住宅・不動産業分野における施策としては、中古住宅流通市場の環境整備およびリバースモーゲージ(注1)などの積極的活用、建物の耐震改修を提示しました。
2020年までの目標として・・・
1.既存住宅における耐震性不足の割合を現状の約25%から5%まで減少
2.中古流通・リフォーム市場は規模を倍増
3.省エネ住宅の普及など質の高い住宅の供給
4.エコ住宅、ヒートポンプ(注2)などのゼロエミッション化
5.バリアフリー性能の優れた住宅取得と改修促進への支援
6.高齢者向けの賃貸住宅の供給促進
(注1)
リバースモーゲージとは・・・
高齢者などが持ち家を担保に、金融機関や自治体等から、自宅に住みながらにして、毎月お金を借りて生活費に充当し、死亡もしくは契約終了時に、その持ち家を売却、処分するなどして借りたお金を一括返済する方法です。少子高齢化社会にむけて年金を補完するという面でも注目されています。
最大の特徴は年金のように毎月一定額を融資し、死亡時あるいは契約期間満了時まで、返済は猶予されるという点であり、返済資金は自宅売却によって賄います。
(注2)
ヒートポンプとは・・・
物質が液体から気体に変化する現象を気化といいますが、この際、気体に変化する物質は周囲から熱を奪います。周囲の物体は熱を奪われるので冷却されます。逆に物質が気体から液体へ変化する現象を凝固といいます。液体へ変化する物質は状態が変化する際に周囲へ放熱し、周囲の物体は熱を与えられるため、加熱されます。
ヒートポンプとは、この仕組みを使い大気中の熱をコンプレッサ(圧縮機)を利用して効率良く汲み上げて移動されることにより冷却や加熱を行うシステムです。
電動ヒートポンプでは、電気は熱エネルギーとしてではなく、熱を移動させる動力源として利用されるため、消費電力の3倍近くの熱を利用できるようなので、石油などの化石燃料を燃やして熱を得る従来のシステムに比べて効率がよいため環境への負荷が低いシステムのようです。エアコンや給湯器などに多く利用されているようです。
新成長戦略では住宅投資の活性化などにより、2020年度までの平均で名目3%、実質2%を上回るような成長と、名目GDP650兆円程度を目指していくようです。

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